
童貞であることが、気になっているあなたへ。
女性と経験してみたい。どんなものか知りたい。もう未経験だと気にせずにいたい。
そう思うなら、その気持ちを否定しなくていい。身体に興味があるのも、好きな女性と触れ合いたいのも、格好の悪いことじゃない。
ただ、初めての一回に、自分の人生を背負わせすぎないでほしい。
「相手を間違えたらどうしよう」
「うまくできなかったらどうしよう」
「この歳で初めてだと知られたら、どう思われるだろう」
考え始めると、きりがない。
もちろん、最初の相手を大切にしたい人もいる。そこは急いで決めなくていい。好きな人と迎えたいなら、その気持ちを大事にすればいい。
一方で、まず経験してみたいと思う人もいるだろう。俺は吉原で店をやっている。その気持ちを、立派な恋愛の話に言い換えるつもりはない。
でも、童貞を卒業した翌朝、急に別の人間になるわけでもない。
初めてを済ませたら堂々とできると思っていたのに、別の不安が残るかもしれない。反対に、思っていたより気持ちが軽くなるかもしれない。
どちらになるかは、やってみる前には分からない。
だからこそ、「経験していない自分は半人前だ」と、今の自分を先に値引きしないでほしい。
あなたはもう、仕事をしたり、人と付き合ったり、何かを決めて生活しているはずだ。その積み重ねが、性行為を一度もしていないという理由で消えるわけがない。
それでも、経験したいなら一歩踏み出していい。
不安があるなら、不安があると言っていい。初めてだと話すのが怖いなら、まずはその怖さを話せる相手を探せばいい。格好をつけて、何でも知っているふりをする必要はない。
相手にも気持ちがある。自分の望みを伝えて、相手の望みも聞く。嫌だと言われたら止まる。そういうことは、経験の回数よりずっと大事だと俺は思う。
初めてのあとも、人生は続く。
また誰かを好きになるかもしれない。うまくいかないこともあるだろう。長く一緒にいたい人に出会うかもしれないし、今は想像もしていない生き方を選ぶかもしれない。
結婚が正解だと言いたいわけじゃない。最初の相手は誰でもいい、と言いたいわけでもない。
最初の一回は、あなたにとって大切な出来事でいい。
ただ、それを人生の最終結果にしないでほしい。
俺はこう思っている。
男は誰と最初にやったかではなくて、最後に誰とやったかだ。
ショコラ代表・小林
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